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俺ガイル12巻を考察!結衣と雪乃、八幡の気持ちと、最終巻の結末

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫)

ついに俺ガイル12巻発売されましたね。

筆者は発売日に速攻買い、その日のうちに読破しましたが、とても素晴らしく面白かったです!

しかし2年待たせただけの内容かどうかは分かりませんが...

12巻では、3人の関係性や、結衣の気持ちが明らかになりました。

今回は12巻を読んでみての、3人の本当の気持ちなどを考察してみます。

そしてラストの結末。誰エンドになるのかどうか!

八幡の二人に対する気持ち

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八幡、雪乃を助ける事に存在意義を出していると明らかになりました。

陽乃はそれに対し「依存」と言っていました。

その「依存」が恋愛感情なのかどうかは分かりません。

ただ筆者は、八幡の気持ちは結衣に向いていると感じいます。

八幡の雪ノ下への気持ちは、言うなれば小町と一緒で、「自分が助けてやらなければ」と言った保護者的な感じではないでしょうか。

つまり雪乃のお兄ちゃんをしている事に自己満足しているだけで、恋愛感情はないように思えます。

11巻終盤で、由比ヶ浜に手作りクッキーを「ただのお礼だよ」と言われもらいました。

しかし八幡は「ただのお礼としては受け取れない」と言っていました。

八幡はそれがどう見ても本命クッキーにしか思えなかったのでしょう。そして、「本命クッキーとしてもらいたかった。」

それは結衣に好意があったから。そう読み取れます。

さらに12巻では、八幡が自ら、学校帰りに「どっか寄ってくか?」と、誘ったり。

結衣が、期間限定のマッ缶の自販機を壁に、八幡と自撮りをした後、その写真を自分に「送っといてくれと」言ったり。

普段の八幡なら言わないような発言が多かったように思えました。

そして一番は、小町への合格祝いに手作りの何かを作ろうと提案された際、「手間暇かけて作った手作りのものを、憎からず思ってる相手からもらえば、本当に、心が揺れる」と八幡の独白がありました。

これは11巻終盤で結衣に手作りクッキーをもらった事に対する気持ちでしょう。

これらの描写から察するに、八幡は雪乃よりも結衣に気持ちが向いてる可能性が高いと思われます。

八幡の思う「本物」とは、雪ノ下とは共依存ではなく、親友と呼べる関係で、そして由比ヶ浜とは恋人の関係。それを望んでいるのではないかと思います。

雪乃の八幡に対する気持ち

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陽乃は、八幡と雪乃はお互いに依存している。雪乃は八幡に助けられることに、八幡は雪乃を助ける事に依存していると言っていました。

そして雪乃はそれを自覚していました。

それが分かっていたから、変わりたいと思っていました。

12巻では、雪乃を手伝おうとする八幡を「自分一人でやる」と拒否していました。

今までも雪乃が八幡に対する好意らしい描写は度々ありましたが、筆者は雪乃は八幡に好意は寄せていないように思えます。

「自分を助けてくれる存在」、いわばお兄ちゃん的な存在ではないでしょうか。

雪乃は今まで、陽乃の後を追っていました。

本来陽乃が継ぐはずの父の仕事を、自分が継ぎたいと考えていたり。かつて陽乃もやっていた、生徒会長になりたがっていたり。

陽乃も、原作6巻で雪乃に「昔から変わらないなぁ・・・・・・。お揃いで、お下がりで」と、自分の後を追っていると指摘するような発言をしています。

雪乃は陽乃に依存していました。その標的を八幡に変えたわけですね。

結衣の二人への気持ち

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結衣が八幡に好意を寄せているのは明白です。

しかし結衣は八幡への好意は諦めようと考えていました。

結衣は、二人は両思いであると考えていました。少なくても雪乃の気持ちや考えている事は確信していました

陽乃も結衣は「本当に勘のいい子。雪乃ちゃんの本音も考えも全部わかってる」と発言していました。

雪乃の気持ちが八幡に向いていたから、八幡は諦め雪乃に譲ろうと考えていましたが、本心では「本物」ではない、今の関係性を維持したかったのです。

雪乃に「ヒッキーの事が好きでしょ」と指摘したら、雪乃は「違う」と否定し、そしてずっとそのまま。

そうならないために、今の関係を維持するために雪乃の邪魔をしてきました。

雪乃が八幡に依存していて、それをやめたいと考えている事も分かっているのに、結衣は今までも八幡に雪乃を助けさせるように仕向けたりしてました

でもそれは、ただ雪乃のせいにしていただけでした

自分の気持ちを八幡に伝える事や、八幡を雪乃に譲ると言った事を、雪乃のせいにすることで逃げていました。

陽乃の言う結衣の依存は、このことでしょう。

結衣は八幡の気持ちが雪ノ下に向いているとは感じつつも、本当の事を知るのは怖がっていました

そして12巻ラスト、八幡が雪乃を助けるべく平塚先生の元へ向かう際、止めたりはしませんでした。

今の関係を維持するためには、八幡が雪乃を助けに行けばいい。そうすれば、本物じゃない今の関係を維持できる。そう思って止めなかった。

しかし、結衣は「やっぱり八幡は雪乃の事が好きなんだ」

そう自覚して、泣いてしまったんじゃないでしょうか。いわゆる失恋の涙。

最終巻の予想!誰エンドになる!?

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結衣は、八幡と雪乃は両想いだと考えていますが、筆者はは結衣と八幡が両想いで、雪乃は恋愛感情はないと考えています。

仮に13巻が最終巻とするならば、13巻は、雪乃を助けに行った八幡が、雪乃本人に拒絶されるんじゃないでしょうか。

そして3人それぞれ、本当の気持ちをぶつけ合い、そして結衣と八幡が付き合う事になるのではと予想しています。

また、雪乃に関しては葉山との過去についてまだ明らかになっていません。

原作4巻で、葉山は好きな人のイニシャルは「Y」と言っていました。恐らく雪乃の事でしょう。

ラストは雪乃と葉山が付き合う、とまでは行きませんが、関係を修復して終わるのではないでしょうか。

俺ガイルが2年も遅れたのも、渡航氏が「雪乃×葉山エンドにする」と言っていたのを編集が説得していたせいで長引いた、なんて可能性があるかもw

ちなみに表紙は八幡単独の絵になるのではと踏んでいます。今まで八幡一人の表紙は一度もありませんでしたからね。

そしてもう一つ気になるのは、いろはすの恋の行方ですね。

どういった形で振られるのか、それか気持ちは告げぬまま終わるのか。

筆者としては、いろはすは八幡に振られてしまいますが、「諦めてませんからね!」てな感じでこれからも八幡にアタックし続ける、みたいなエンドを期待しています。



12巻のネタバレ記事はこちら

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