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【俺ガイル好きにおすすめ!】弱キャラ友崎くんが面白い!人生をゲーム感覚で攻略するリア充ラノベ!

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弱キャラ友崎くん Lv.1 (ガガガ文庫)
第10回目の小学館ライトノベル大賞で優秀賞になり、「このライトノベルはすごい2017」では、8位になったガガガ文庫の話題作、弱キャラ友崎くんを読んで見ました。

僕が最近読んだラノベの中では断トツで面白くて、とても新人賞作品とは思えないほどの出来です!

そして、俺ガイルが好きな人に特におすすめです!

簡単なあらすじ

ゲーマーで陰キャラで弱キャラな主人公・友崎文也が、学校一のパーフェクトヒロイン・日南葵の力を借り、リア充を目指す話です。

「nanashi」というハンドルネームで、「アタファミ」というゲームで日本一強かった主人公・友崎は、あるきっかけで日本で友崎に次いでアタファミが強いプレイヤー・NO NAMEとオフ会をすることになります。

そしていざ会うと、その人は学校一のパーフェクトヒロインで、クラスメイトの日南葵でした。

日南は、憧れていた「nanashi」が、友崎のような陰キャラだという事にショックをうけます。

あまりの落胆から、友崎に「人生の負け組」などと失礼な事を言い、友崎は「人生はキャラ変更できない」。つまり人生は生まれた時からステータスが決まっているという発言をします。

それを聞いた日南は、「人生はゲームと同じだ」と言い、友崎を家に呼び、そして自分がリア充になれている理由を友崎に説明します。

そして「人生はクソゲー」という友崎に、「人生は神ゲー」と言い、友崎に人生を攻略させる事になります。

つまり、友崎が日南の力を借り、人生をゲームのように攻略し、リア充になる話です!

俺YOEEE系作品

最近は異世界転生して俺TUEEEするラノベが流行ってますが、この作品は主人公がめちゃめちゃ弱いです。

喧嘩や力が弱いのではなく、クラスでのカーストや、人間として弱いです。つまり「弱キャラ」です。

そんな彼は、「異能で俺をいじめてた奴らを復讐!」ではなく、「俺自身がリア充になってやるぜ!」という正統派作品なのです。

ラノベは女キャラが可愛ければ、みたいな風潮がありますが、この作品は読んでるうちにめちゃめちゃ主人公を応援したくなってきます。めちゃめちゃ主人公に好感が持てます。むしろ主人公がヒロインですね。

陰キャに読んでほしい作品!

日南はスポーツ万能成績優秀で誰からも信頼されているパーフェクトヒロインなのですが、そんな彼女に、リア充になるためにはどうすればいいか指導される友崎くんですが、

日南は友崎くんだけはなく、僕たち読者にも指導しています。

日南が言っている事は正論で、実際に実践してみたら僕らもリア充になれるに違いないと思います。

「こんな僕に突然美少女が…」といったご都合主義ではなく、自らの努力で勝ち取る!というのが本当に面白いです。

「リアル」なところが面白い

この作品は「クラスカースト」と「空気」が主体になる話がメインで、例えば同じクラスなのに上下関係があったり。上位カーストの人間による「いじめ」と、それのせいで纏わりつく「空気」。

めちゃめちゃ感情移入してしまい、作品に引き込まれて行きます。

現実の中学・高校でもよくあるような話がこの作品では題材にされているからこそ続きが気になって仕方ないです。

そしてキャラクターもそうです。

何のきっかけもなしに主人公を好きになるようなご都合ヒロインはいなく、「こういう奴絶対リアルにいる!」というキャラばかりで感情移入できまくりです。

強いて言えば日南のようなパーフェクトキャラはいないと思いますが、実際にリアルでありうる問題を、友崎くんがゲームのように攻略していく、というのが面白いです。

次に来るラノベである事間違いなし

弱キャラ友崎くんは、間違いなく「次に来る」作品である事間違いないと思います。

要するに、アニメ化も間違いなくしそうですし、そして大ヒットすると思います。

恐らく、俺ガイルに次ぐガガガ文庫の看板作品になるんではないでしょうか。

そのくらい面白かったですし、というか筆者は俺ガイルよりも面白かったです。

俺ガイルも、クラスのカーストであったり、「空気」というのを題材にしていますし、弱キャラ友崎くんもそう考えると俺ガイルに似ている部分はかなり多いですね。

俺ガイルが好きな人は友崎くんも間違いなく面白いと思えるんじゃないでしょうか。

ともあれ、弱キャラ友崎くんが近い将来大ヒット作品になることは間違いないでしょう。コミカライズもしますし!是非読んでみましょう!

弱キャラ友崎くん Lv.1 (ガガガ文庫)

弱キャラ友崎くん Lv.1 (ガガガ文庫)