【おすすめラノベ・ネタバレなし】読者と主人公と二人のこれからの感想!妄想を現実にしたようなガチ青春ラブコメラノベ!
去年の4月に発売されたラノベ「読者と主人公と二人のこれから」ですが、今更になって読み、めちゃめちゃ面白かったということで記事にしたいと思いました!
電撃文庫の、比較的新人作家さんの作品なんですが、めちゃめちゃ面白い作品でした。
ネタバレなしです!
あらすじ
あまり人と関わろうとしない主人公、細野晃は、「十四歳」という一冊の本を愛読していました。1年前から何回も読み返すくらいのお気に入りの本。
高校生に上がった晃は、クラスメイトに、なんど「十四歳」に出てくるヒロインと同じ名前で、見た目もほぼ同じ、性格や喋り方などは全く同じ少女、柊時子がいました。
「十四歳」は、小説家である時子の姉が書いた、時子の物語でした。「十四歳」に出てくるヒロインは、現実の「柊時子」といわば同一人物という事です。
ラノベっぽくない内容!
人とあまり関わろうとしない主人公が、自分の愛する本のヒロインに会い、そして恋をする真面目な恋愛ラブコメものでした。ラノベ特有のハーレムや意味もない理由で好意を向けられると言ったことはなく、一般小説でも全然出せるような内容でした。
心理描写がしっかりしてるのもそうですし、あとはホント、読んでいてドキドキする話でした!
主人公に本当に感情移入でき、主人公と一緒に時子を好きになっちゃう作品です!
青春がしたい人におすすめ!
「小説のヒロインが現実に出てくる」という現実ではまあ起こらないような要素も含みますが、ガチな青春ラブコメラノベです!
ラノベ特有のハーレムやお色気展開が見たい人にはおすすめできませんが、「青春してえ!」って人に超おすすめの作品です。
「月がきれい」や、「Just Because!」みたいなアニメが好きな人には尚更おすすめしたい作品です!
時子の行動一つ一つに本当にドキドキしますし、壁を殴りたくなると思います。
僕は「月がきれい」のアニメを見た時、壁を殴ったり騒いだりしながら見てましたが、この「読者と主人公の…」のラノベを読んでる最中もうめき声をあげながらじゃないと読めなかったですw