よう実7巻のネタバレと考察!明らかになった綾小路の過去と新たな伏線
ようこそ実力主義の教室への7巻ですが、ようやくいろんな事実が明らかにされました。
そして満足な巻でしたね。クッソ面白かったです。
今回は7巻で明らかにされた事実や新たな伏線などをネタバレ・考察していきます。
綾小路の過去
綾小路はホワイトルームで最強の教育を受けていました。そしてホワイトルーム一の逸材でした。
しかし、とある事情で、彼が中3の年齢の時、ホワイトルームが使えない状況だったらしいです。
その期間、綾小路は別の場所に預けられており、「松雄」という執事に管理を任されていました。
松雄はホワイトルームから唯一逃れられる、高度育成高等学校を綾小路に教え、そして入学させます。
綾小路は、一生をかけて学べる以上の知識量を15年で学んでしまったからこそ、父がくだらないと切り捨てる「俗世間」を学びたくなったらしいです。
その結果、綾小路は入学する事ができ、無事ホワイトルームを作った父親から逃れる事は出来ましたが、それに導かせた松雄はクビ。そして再就職できないように根回ししており、そして息子は難関私立高校を退学させられ、別のところに進学しようにもすぐに退学。親子路頭に迷います。
松雄は、綾小路の父に「息子には手を出さないでくれ」と言った末自殺し、息子はバイトで食い繋ぐ日々を送っています。
綾小路の父親の正体
綾小路の父親は、ホワイトルームを作り上げた人ですが、相当な権力者らしいです。
高度育成高等学校の校長も、綾小路父にはペコペコしていました。
松雄の再就職先や息子の高校にまで根回しできるという事なのでヤバいほどの権力者でしょう。
どんな仕事をしているかはまだ明らかにされていません。
しかし、政府が管理する高度育成高等学校から綾小路を強制退学される事は出来ないみたいです。
飽くまでも生徒の意思を尊重する学校の方針なので、綾小路を連れ戻しにはるばる学校へやって来た綾小路父ですが、息子・清隆が拒否するため退学させることはできませんでした。
しかし、今後強制的に退学させるような展開がある事は間違いなさそうです。
高度育成高等学校の正体と、坂柳について
高度育成高等学校の理事長は、昔綾小路パパにお世話になった事があるらしいです。
そしてこの学校は、入学するための仕組みがかなり特殊です。
この学校は、秘密裏の推薦され、そして推薦された時点でこの学校への合格が決定します。
なので、試験で0点を取ろうと、面接で暴れようと、合格は確定です。
もちろん推薦枠以外からも受験する人はいますが、どんなに成績がよかろうと不合格らしいです。つまり試験は全て見せかけ。
それでも綾小路が合格したのは、恐らく綾小路パパの息子だからでしょう。つまり理事長のコネですね。
また、理事長は、苗字がなんと坂柳でした。Aクラスの坂柳有栖の父親です。
有栖が綾小路について知っていたのは父親繋がりからだったようです。
茶柱先生の嘘
茶柱先生は、以前学校の、綾小路パパが来たと言い、退学させたがってたと言っていました。それは嘘だと綾小路は見破ります。
綾小路パパの言動から、この学校に来たのは初めてだと分かります。茶柱先生は綾小路パパと面識がありませんでした。
そして、茶柱先生は綾小路に、Aクラスを目指さないと退学させると言っていました。それがなければ綾小路は目指す理由がありません。
茶柱先生はどうしてもDクラスをAクラスにあげたがっていました。
しかし、退学者が一人でも出ればAクラスに上がる目標は遠のくことからそれはできませんでした。
なので綾小路はAクラスに上がる事を辞め、以前の生活に戻る事にしました。戻ると言っても、三宅らとの友人関係は継続するでしょうけどね。池や山内とつるむ理由ないですからねw
高円寺の有能さ
高円寺は、Aクラスに上がる事に全く興味がないようです。
そりゃあ将来は親の会社を継げばいい話ですからね。
しかし高円寺はめちゃめちゃ有能で、恐らくXの正体が綾小路だと気づいています。
龍園との会話で、Xの正体は分かっている風な発言をしていました。わざわざ嘘をつくようなキャラではないので分かっているんでしょう。
ちなみにここのシーンの、高円寺・龍園・坂柳の絡みは7巻で一番笑えるギャグシーンだと思いますw
ちなみに、アニメでは明らかにされていましたが、無人島でのAとCクラスが結んだ契約なども明らかにされました。CクラスのものをAクラスにすべてあげ、Dクラスのリーダーを教える代わりに毎月一人2万のプライベートポイントを、卒業まで龍園に支払い続けるという契約ですね。一人2万で、一クラス40人なので毎月80万ですね。
龍園について
龍園は、めちゃめちゃケンカ慣れしているようです。
Cクラスも、力で従えました。
しかし龍園は最強と言うわけではなく、何度も負けた事はありました。しかし、負けても、どうすれば勝てるかを考え、そしてリベンジし、相手を屈服させてきました。
Cクラスでも、最初はアルベルトには負けたらしいですが、どうすれば勝てるか追及し、そして勝ち、屈服させたようです。
龍園には恐怖がないらしいです。
まあ7巻では綾小路に恐怖してましたけど。
- 作者: 衣笠彰梧,トモセシュンサク
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感想と考察
7巻はめちゃめちゃ神回でしたね。
ギャグも笑えましたし、終盤の軽井沢は鳥肌立つほどよかったです。
そして、新たな伏線も複数出てきましたね。
6巻で結成された綾小路グループの一人、長谷部には重い家庭の事情がありそうです。
そして堀北兄は、南雲が生徒会長になったことに危機感を感じているようです。
「来年からは相当な退学者が出る。」
卒業する堀北兄には関係ないのに気にしているのは、もしかしたら妹の鈴音の事を心配しているからではないでしょうか。
恐らく南雲に関しては、綾小路が何とかする展開が今後あるのは間違いなさそうですね。
また後書きに、次の7,5巻は冬休み回になるそうです。
綾小路と佐藤のデート回は間違いなくぶっこんできそうですね!めちゃめちゃ楽しみです。