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人気作家3人が揃ったのにも関わらず、テンプレラノベと言われそうなアニメ『クオリディア・コード』

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現在絶賛放送中のアニメ『クオリディア・コード』。人気作家3人が複数のレーベルにまたがったシェアワールドの作品群。アンノウンと呼ばれる生物と人類が戦争を続ける世界で、東京・千葉・神奈川を舞台に、アンノウンと戦う少年少女の物語

脚本は、『俺ガイル』の渡航、『変猫。』のさがら総、『デート・ア・ライブ』の橘公司と、アニメ好きなら誰もが知っているラノベの作者だ。

ジャンプSQでコミカライズも決定。OPにLISA、EDにクラリスClarisと言った人気歌手が起用されるなど、アニメ化前からかなりの期待が集まっていた。

が、1話放送後、感想は不評ばかり。Twitterや2chでは『どこかで見たことある感じ』『人気ラノベ作家が揃ってこれか』『主人公嫌い』などと言った意見ばかりで、好評な意見は少ない。なぜこうなってしまったのか。

まず、最近のラノベアニメと言ったら、『学園バトル』『能力バトル』が多いだろう。例を上げると『学戦都市アスタリスク』『ハンドレッド』『最弱無敗の神装機竜』と言ったところだろうか。それを見ていたせいか、このクオリディア・コードも能力バトルものであり、設定や世界観がこれらの作品に酷似していた。そのせいで「またこの展開か...」と言う意見が多かったのだと思う。

やはり、アニメで一番重要なのは1話で視聴者を引き付ける事。1話がつまらなかったら切ってしまうのが今の現状だ。もしもこのアニメが『人気ラノベ作家3人が集まった』というのを知らなかったら、切っていた人がかなりいたんではないだろうか。

さらに主人公(?)の朱雀がとてもウザいキャラだったのも一つの原因だと思われる。しかし逆に千葉組と神奈川組は割と好き、と言う人が多かった印象。東京も、朱雀がウザいだけでカナリアは癒し系として公表だったのではないだろうか。つまり、朱雀以外のキャラは全員好評の意見が多い。

1話はただのアニメ紹介みたいなものだったのかもしれないが、視聴者を引き付けるのに1話をテンプレ展開にするのは失敗だったのではないか。

とは言いつつ、まだ2話までしかやってない上、2話の評価は1話と比べたらだいぶマシだし、これから面白くなる可能性も大いにある

『俺ガイル』は”このライトノベルがすごい賞”で3年連続1位デート・ア・ライブ』はアニメ1期・2期と、さらに映画化までされるほどの大ヒット、『変猫。』は1巻の初動売り上げがMF文庫J史上最高でアニメもヒット。3つの作品はテンプレとは程遠い内容だ。

そんな3人の作家が集まったわけだから、逆に面白くならなかったらおかしいと思う。これから面白くなることを大いに期待したい。

また、アニメ『クオリディア・コード』から1年前を舞台にしている、渡航の『どうでもいい 世界なんて -クオリディア・コード-』、さがら総の『そんな世界は壊してしまえ -クオリディア・コード-』、橘公司の『いつか世界を救うために -クオリディア・コード-』、そしてアニメの29年前の日本を舞台にしている、さがら総渡航の共著の『クズと金貨のクオリディア』が発売中。アニメで気になった人はぜひ買ってみてもいいかもしれない。